作礼山への登山ルートをご紹介します、
今日の一歩は明日の健康をつくる。
作礼山は、佐賀県唐津市の相知町と厳木町の境界に頂上があります。頂上への登山ルートは複数あって初心者から熟練者まで楽しめる山です。
その中から、相知町からのルートと厳木町からのルートをいくつかご紹介します。
季節が変われば見える景色もそれぞれに変化があり一年を通して楽しめます。
各登山口での駐車の状況
白木木場登山ルート(上級者向き)
相知駅から見帰の滝へ向かう途中から作礼山・山瀬方面の看板から右折れし玉散滝を過ぎると「白木木場登山口」の看板があります。ここから左に入っていきます。登山ルートは、初めに植林帯の林道を抜けていきます。何度か川を渡ったりし、休憩ポイントは乙事主の滝、炭焼き場跡があります。急斜面を上り詰めると頂上がある西峰に出ます。ちょっと上級者向きの登山ルートです。
このルートは、途中から作礼山を目指す西峰直ルートと白木渓谷沿いを歩き山瀬林道を経て9合目駐車場に至る白木渓谷ルートがあります。
スタートポイント:相知駅・玉散りの滝・白木木場登山口
作礼橋登山ルート(上級者向き)
相知駅から見帰の滝へ向かう途中から作礼山・山瀬方面の看板から右折れし玉散滝を過ぎると「白木木場登山口」の看板があります。この白木木場登山口から左に400mほど登ったところに作礼橋があり、ここに作礼橋登山口があります。
登り始めるとすぐに白木渓谷沿いです。そして白木木場登山口からの道に合流します。
スタートポイント:相知駅・玉散りの滝・白木木場登山口
白木渓谷 炭の道(上級者向き)
白木渓谷沿いに点在する炭焼き窯跡をつなぐ〝炭の道〟を歩いてみませんか。
長い時間をかけて清流が刻んだ渓谷を眺めながら、先人たちが行き来した炭の道。
窯が閉じられて半世紀以上がすぎたにもかかわらず、積み上げられた自然石はコケをまとい存在感を見せてくれます。
今回巡る窯跡は下記の15ヵ所です。
途中ジバシリ尾根道という過酷な登山道が待ち受け、下りはこれまた激下りの西峰直ルートを転げ落ちます。
辿る炭焼き窯跡(別図参照)
①ナゴの守、②トコの下、③爺の窯、④チン龍、⑤戊、⑥瓜、⑦サン、⑧モロの君、⑨カヤ、⑩あ~吽、⑪トキ、⑫ゴンザ、⑬甲六、⑭ヤックル、⑮こだま
※状況に応じて迂回の場合もあります
スタートポイント:相知駅・玉散りの滝・白木木場登山口
平石橋・鈴虫峠ルート(中級者向き)
相知駅から見帰の滝へ向かう途中から作礼山・山瀬方面の看板から右折れし玉散滝を過ぎると「白木木場登山口」の看板があります。さらに直進し平石橋を通過し、鈴虫峠から頂上を目指します。途中、栗の木ルートと合流し、さらに頂上へ。
スタートポイント:相知駅・玉散りの滝・白木木場登山口・平石橋上登山口・鈴虫峠
9合目駐車場ルート(超初心者向き)
ここでは、家族などで気軽に山歩きを楽しんでもらうルートを紹介します。まるでハイキングのようです。西峰の作礼山頂上はちょっと狭いですが天気がよければ唐津市内が眺望できます。東峰の作礼山権現は作礼山神社の上宮がありお弁当を広げてワイワイ食べるのもいいです。間に挟まれたところに池が3つあります。散策してキャンプ場跡でBBQなどはどうでしょう。作礼山権現の裏手から下ると東展望岩に行けます。秋の紅葉はここから。
栗ノ木ルート(中級者向き)
さよひめ道の駅から作礼山9合目駐車場へ向かう県道276号線の途中に栗の木バス停があります。ここから作礼山を目指すのがこのルートです。農協の倉庫前を通って少し登り道沿いに車を止めるといいでしょう。
鈴虫峠へ迂回する道と分岐点を目指す道があります。
奥作礼コース(中級者向き)
9合目駐車場から、東方向にその入り口はあります。
897ピークを過ぎてしばらく行くと本瀬分岐があり、880ピーク・832ピークを経て人生の並木路に至る尾根ルートと、左下に下り谷間の渓流や沢を渡り人生の並木路に至る沢ルートがあります。
人生の並木路からはさらに進んで山瀬林道まで下り9合目駐車場まで戻るルートがあるのですが、度重なる暴風雨で倒木が行く手を塞ぎ荒れたコースとなっているため不人気です。
お勧めは、尾根ルートで人生の並木路まで行き、沢ルートで戻るルートを提案します。
3つのピークを結ぶ登山道は比較的歩きやすく、自然林の中を歩く人気のコースです。
屋敷ルート(中級者向き)
屋敷登山口から登るこのルートは、かなり荒れた登山道です。利用者が少なくあまり知られていないルートなのです。チャレンジャー向き。